白鶴酒造株式会社の3号工場・工場長の伴さんに教えてもらう 【4/5】

「もともと『ちびちび』が日本人の酒の飲み方だったんですね」

湯川:今、日本酒離れが進んでいるようですけど、どうやって振り向かせましょ? ごめんなさいね、今更言うのもなんなんですけど、私、日本酒を飲むの、なぜか苦手意識があって…

伴:もともと「ちびちび」が日本人の酒の飲み方だったんですね。でも、ビールや酎ハイがブームになって、今は酒を「がぶがぶ」飲むようになったでしょ。

湯川:わかります。私は、いつもメガジョッキ…

伴:でもね。日本酒をがぶがぶ飲むと必ず二日酔いになるんです。それで苦手意識を持たれる方もいるんじゃないでしょうかね。

湯川:それだ! 日本酒って「ちびちび」飲むものなんですね。今まで、日本酒を飲むと、びっくりするくらい酔ってしまってたんですけど…飲むスピードと量が違ったのかなって。。

伴:私が先輩から聞いたのはね、日本酒は、舐めるように飲む。まぁ、最初はそう飲んでいるんですけど、気が付くとカパカパ飲んでますけどね(笑)。

湯川:でも、どうしましょ。日本人の多くの人が「がぶがぶ」飲むことに慣れてしまっていますよね。

伴:「がぶがぶ」に対抗するいい案があるんですよ。

湯川:え? なになに?

伴:ほら、ケーキセットってあるでしょ。ケーキとコーヒーみたいなね。日本酒と何かをセットにしたらどうかなと考えているんですけどね。例えば、「日本酒とオレンジジュースセット」みたいな。

湯川:え? ちょっとまって、他の飲み物とのセット? よくわからなくなってきた…

伴:他の飲み物を「がぶがぶ」飲んで、日本酒は「ちびちび」飲むようにするんですよ。

湯川:私、セットって、なんだろ、朴葉味噌とか、他の食べ物とのセットかと思ってたんだけど…飲み物なんですね。

伴:そうそう。日本酒は、メインディッシュのような感じですね。

湯川:なるほど。え~っと、じゃぁ、どんな種類の飲み物と合わせましょうか?

伴:例えば、「まる」ならオレンジジュールやサイダーとかかな。「吟醸」であれば、お茶とかの甘味のないものですかね。そういう飲み方を提案をしたいですね。

次頁は
「酒を注ぐのはね、新しい人と知り合い、話をするきっかけにもなるでしょ」

4/5ページ