日本酒は難しくないかも!

超・個人的感想とラベル表記を関連づけてみよう。

小料理屋さんでカッコよく盃傾けて、美味しそうに日本酒を飲む。そんなことがやってみたくて、お店で頑張ってリストを眺めてみても、「大吟醸」とか「山廃」とか漢字だらけ。とりあえず頼みやすい名前の日本酒頼んでみたりとか、日本酒売り場に行ってみても、「特別純米」「山田錦」とかラベル真ん中にデンと書いてあって、「なんで原材料書いてるの?」とか「特別って何?」とか、疑問オンパレードだったり…しませんか?

そんなヒト、山盛りいます。
「とりあえず、ラベルとか無視して何も考えず飲んでみるってのは?」
日本酒初心者+上級者女子が一緒に、何も考えずに飲んでみて、それから少し学びの時間を…

構成:阪口理恵


アユコ  :日本酒大好き、アテを作るのも大好き。日本酒ヨガをやりたいらしいヨガの先生。
カナ   :人と場と日本酒が大好きな、「すべてのこどもが未来に希望を持てる社会」をつくろうとしている人。
ハトミ  :お酒好きだが、日本酒は初心者。そろそろ日本酒を美味しく飲んでみたいと憧れる25歳。
リエ   :あまりお酒強くないけど、食べることは大好きな食いしん坊翻訳ライター。
ウエタさん:白鶴酒造の利き酒鑑定人。好きな日本酒の美味しさを本当に幸せそうに語る人。
中のヒト :女性陣の恋愛例えに苦笑いしつつ、絶妙に場を締めるインタビューの進行役。


「酸いも甘いも辛いも、そりゃ色々あるわけで…」

飲む前からテンション高いなぁ…あら、乾杯もほどほどに始めちゃうのか…白鶴酒造の「利き酒鑑定人」ウエタさんには6種類終わった段階で解説していただくとして、それまでは感覚で飲んでもらいますか。

ハトミ:わっ、甘いです!シュワシュワして、すごく飲みやすい。ビックリ、日本酒じゃないみたい。

リエ:これシャンパン…ぽいけど、キリッとしてるかと思って飲むと、ゴックンとしたら予想外に甘い(笑)!

カナ:甘さのイメージが…何か懐かしいんだけど…なんだっけ…ほらあれ、シャンメリー!

一同:うわー、シャンメリーってまた懐かしい(笑)

ハトミ:これって砂糖で甘味付けてるわけじゃなくて…お米で甘いんですよね?

カナ: 何かあのほら…これ「べったら漬け」っぽくない? 商品名「べったらスパークリング」? っていうか「ベッティ」(笑)?

「ベッティ」を名付けるカナ

一同:ベッティって、またベタな名前を…(笑)

カナ:ほらさっ、この絶妙にスキッとしていない、何とも言えん漬物感があるっていうか!

リエ:まぁ確かに、甘酒の甘さともちょっと違うしね。甘酒に炭酸入れてもこの味にはならないよね…

ハトミ:なんかよくわからないけど、とりあえず美味しいです、これ!もっと飲みたい!一杯目からすでにびっくりです。

アユコ:これでさ、ワーっと、あの祝勝会みたいな日本酒シャワーやりたい!

カナ:いいね~、日本酒でポンっ、おめでとーーーみたいなの。

リエ:もっと炭酸ガス入れてもらわないとね、それやったらね(笑)

まだ1本目しか飲んでないのに、なんか新しい商品名とかつけてるし…この先大丈夫なんだろうかこれ、白鶴酒造的に(笑)。とりあえず、試飲2本目を出してみようっと…

ハトミ:うーん…これ、なんか、大学の飲み会で飲んだような、どこかで会った味がします…

アユコ:妙に懐かしいんだけど、なんだろうね。かなりどこかで飲んだことがある味がする。

リエ:うん、会ったことある味。めっちゃ…普通(笑)

カナ:なんと言うか…ウマイって思う前に「うん、日本酒やね」って思う味…あの、高校の同窓会に12年ぶりに行って「えっ、Tくんあんなにカッコよかったのに、ハゲちゃってるって、なんで?」みたいな…

ハトミ:久々の再会なはずなのに、なんだろう…何とも言えない残念感が…(笑)

1本目と2本目、このテンションの上下差どうですか…いきなり口数が減っちゃった(笑)。後のタネ明かしで正体分かるにしても、1本1本この落差、最後までもつのかしら…(笑) あっ、もうさっさと、もう3本目にいっちゃうようで…

ハトミ:まだ3本目の未熟者でも、こうやって連続して飲むと今の甘かったとか辛かったとか分かりますね。

アユコ:あ、この3番目は辛口だね。イメージがシュッとして、シャープ!赤貝とか合うねー

アテ談義にノリノリのアユコ

カナ:私、海ブドウがいい!絶対海ブドウ!

ハトミ:私…相性とかあまり意識して飲んでなくて、誰かの話を聞いていると「ああ、そういう合わせ方するんだ!」って思います。

カナ:これだったら、アテ何作る?

アユコ:そうねぇ…ポン酢系で海ブドウいいけど(笑)あっ、最近のブームでね…刺し身をザクザクっと刻んだのを納豆と混ぜてね…

リエ:おお、それやったら私ハマチとかがいいなぁ。

アユコ:そう、ハマチいいね!脂っけある方がいい!

カナ:それ美味しそう~でも、納豆ちょっと苦手だからないほうがいいなぁ(笑)あとは…これであの人との思い出を洗い流したいかよね…

アユコ:いやいや、それはさ、どの酒でも洗い流せますってば(笑)

さて、アテ談義がでたっ。テンション再浮上ってことで…ちょっとペース早いけど、気分上がってる間に4本目を投入しましょっと。次のはちょっと今までのとタイプが違うみたいで、どんな反応かな…

カナ:うわっ、なにこれ、なんかラストの方に出す予定だった分と順番とか間違ってない?すごい、いきなりこれ、際立って違うよ!

アユコ:ホントだ、全然違う!急に濃い!酸味がある。

カナ:全然何の脈略もないけど、クレームブリュレとか合うと思う!

アユコ:あー、何か卵とか、黄身とか…まろやかな感じが合う!味噌とかチーズとかもいい。

リエ:ホンマに、黄味焼きとか、西京焼きとか合う合う。うわー、本当に違うなぁ、味。味噌田楽とかいいよねぇ。何か、2番目と3番目はスッと流れたけど、この4番目は後味結構残る。

カナ:うーん…美味しいけどさ、ほら、2番目と4番目はなんというか…なんかオシャレ感がなくない?

アユコ:オシャレ感って、またすごいトコついてきたね(笑)

リエ:まぁ、そう言われると、普段着っぽい気もする(笑)体操服とか普段着とか…ユニクロみたいってこと(笑)?

カナ:そうそう、2番目ユニクロっぽい!なんか普通っぽいんだよねぇ…

さて、5本目に差し掛かり、前半折り返しを前に、飲みもトークもペース上がってきました。しかし、試飲のお酒少しずつ残しておいて後で飲み比べようとか思わないのかな…全部飲み干してる。勢いよくて楽しそうだけど。まぁ、いいお酒ってことで(笑)

カナ:おー、なんだこれ、5番目また全然違う!!!この苦味…なんか23ぐらいの失恋だよね(笑) 高校大学と卒業してOLになった後、ちょっと結婚考えたような23の失恋!(笑)

アユコ:全力出していって、終わって、振り返るとピリっとするみたいな(笑)

カナ:これ商品名「23の失恋?」(笑)一瞬結婚まで考えたみたいな(笑)なんか、辛いっていうか苦口みたい。舌の上に置いていると、だんだんピリピリしてくる。なんか、あの口の中でパチパチするやつが入ってるんちゃう(笑)?

アユコ:結構残りますね。ピリピリして苦っ。一瞬でブワって広がるインパクトがスゴイ。

カナ:23の失恋かぁ…なんなら人生これからが結婚とか離婚とか…色々あるんだよね…(笑)

一同:それはヤバイっ(笑)

さて、次の燗酒も準備できたトコロで、白鶴の利き酒鑑定人植田さんからみっちりレクチャー、飲んでばっかじゃなくちゃんと勉強もしてくださいよ。はいはい皆さん、ここまでの味覚えてます? しかし、なんかコメントがことごとく失恋に繋がるという…面白すぎる展開ですよね(笑)

カナ:なんかほら、最初のはね、初恋っぽく甘くて…だんだん濃く苦くってさ(笑)

リエ:振り返ってみると、それぞれ全然違うね。

カナ:ほら、恋愛も日本酒も、色々あるってば(笑)

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「度数が上がれば上がるほど、辛口になるっていうことですか?」

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