【実験】「お父さんの枕」臭い壊滅大作戦!

枕としてはムリだけど。ーい草枕体験レポ(4)ー

「臭いものしりとりしようよ!」お風呂に入りながら息子が言う。
か…かめむし! くっせー! し…しっこ! くっせー! 次の「お」は私の番。「おなら」はさっき出たし、どうしようかな。
「お・・・お父さんの枕カバー!」息子は叫ぶ。「くっせー!」

我が家の夫はいわゆるオトコ臭いタイプではなく、体臭や汗臭さを感じたことはない。たまに遅く帰宅した日、首筋から「今日はハードだった」という汗とストレスの匂いがすることはあるけれど、彼を臭いと思ったことはない。出張中の彼の枕を借りて眠ることもあるし、洗濯物を分けようなどと思ったこともない。

でもよく考えると、枕カバーを買い替える際、前回はベージュだったのに、今回は汚れの目立たない紺色にしたのは私だ。そして息子との「臭いものしりとり」では、図らずも、「かめむし」「おなら」と同カテゴリーに入れてしまった。ごめん、夫よ。

そんな我が家に、い草の枕がやってきた。
夫自身は「俺、別に臭いしないよね」と言う。私もそう思う。でも、全くないわけじゃない。だって生きてるんだもの。しかも、い草の癒し効果で、眠りの浅い夫の睡眠の質が上がるかもしれない。色々なことを期待して、この実験は始まった。

開始前に、現在の状況を確認しようと、今までにないほど真剣に夫の枕の臭いを嗅いだ。くんくん、すーっすーっ。汗と皮脂の臭いに混じって、鼻の奥に、ツンと来るスパイシーな臭いがある。まるで、豚の角煮に五香粉が入ったようだ。この臭いを覚えておくことにした。

最初に手渡した時の第一声は、「固くない?これ」だった。確かに、中身までい草がしっかり詰まったこの枕、普段使っているテンピュール枕と比べると、かなりごわごわしている。それでも夫は使い始めてくれた。

一日目。
「よくわからない。やっぱり固い気がする。」そして見守ること数日、ふと見ると、い草枕がどけられている!今まで使っていたテンピュール枕が元の位置に置かれ、い草枕は傍らの壁際に立てかけてある。

理由を聞くと、「眠れない」とのこと。もともと眠りが浅く、夜中に目を覚ましがちな彼が、い草枕では眠れないのだそうだ。「枕カバーになっていて、好きな枕にセットできるなら使いたい」とのこと。そのまましばらく、様子を見ることにした。

それから1週間ほどたち、ふと気づいて、テンピュール枕の臭いを嗅いでみた。なんと、臭いがかなり無くなっている!

汗と皮脂の臭いは若干あるものの、鼻にツンと来ていた五香粉みたいな臭いがない!「ミラクルだ!い草すごい!」誰もいない寝室で、思わずつぶやいた私。せっかくなので、テンピュール枕の後ろにぴったりくっつけて、い草枕をたてかけてみた。

それから1週間以上たつが、夫はい草枕をどかすことなく、その配置のままで眠っている。邪魔に感じないのだろうか・・・。

い草の香りについてどう?と聞いてみると、「寝る時に最初は感じるけど、すぐに慣れてしまってその後は感じなくなる。でも、い草の香りは好きだ」とのこと。眠りの質が上がったとか、夜中目覚めなくなったとか、そういう効果は今のところない様子だけれど、「横になった時にちょっといい香り」がして、「枕の臭いをだいぶ軽減してくれる」い草枕、引き続き我が家の寝室で使っていこうと思っている。

体験結果はコチラ。

(1)長期出張にも同伴しました。(あだっちゃん)
(2)毎晩『♪』って感じになるねん。(DEMOくらし運営ディレクション・河合義徳)
(3)寝室ではなくリビングで使っています。(大森ちはる)
(4)枕としてはムリだけど。(にしごやゆみこ)
(5)寝室の空気が違う!!(熊田美佐)
(6)においだけでなく、いびきも!?(山本しのぶ)

執筆者プロフィール

にしごやゆみこ(西宮市在住・1971年生まれ)
にしごやゆみこ(西宮市在住・1971年生まれ)
簡単おうちご飯・おやつコーチとして活動を始めました。座右の銘は「人生は幕の内。味わったもん勝ち」何事もついつい食べ物や味にたとえて考えてしまう癖があります。釣り好き夫とセミ取り中毒の息子と三人暮らし。