文:やすかわのりこ
それは、変わることのない、波の営みくらいに思っていた。
ドラッグストアの前、バス停に並ぶ人の列。
突き刺すような日差しと、潮気交じりの風。
夏の一歩手前、砂浜に立ち、いつもの夏の終わりを知る。
利便性や、安心を求める声も無視できない。
大切な事が多いから、優先順位がつけられないよ。
変わらないって、難しいんだな。
夏のニューウェイブ、それでも初めてのキスは、不器用でいようよ。
すぐに入れ替わる世の中だけど、バカな夏の思い出は、一人じゃないから 笑えんだな。
追伸
ー すべての「カッパ天国」におくります。