ゲリラゴザ -カッパ天国の夏-

文:やすかわのりこ

それは、変わることのない、波の営みくらいに思っていた。

ドラッグストアの前、バス停に並ぶ人の列。
突き刺すような日差しと、潮気交じりの風。

夏の一歩手前、砂浜に立ち、いつもの夏の終わりを知る。

利便性や、安心を求める声も無視できない。
大切な事が多いから、優先順位がつけられないよ。
変わらないって、難しいんだな。

夏のニューウェイブ、それでも初めてのキスは、不器用でいようよ。
すぐに入れ替わる世の中だけど、バカな夏の思い出は、一人じゃないから 笑えんだな。

追伸
ー すべての「カッパ天国」におくります。

執筆者プロフィール

やすかわのりこ(三木市在住・1973年生まれ)
やすかわのりこ(三木市在住・1973年生まれ)
趣味も特技も特になし。そんな私も20代は「歌で飯食う!」って決めてました。ライブ明けの帰り道、都会のネオンを見送りながら、「脱・田舎!」と心に誓い、ソフトな家出から大阪に流れ着きました。音信不通だったためフラリと実家に立ち寄ると、あるはずの自宅はなく、足元に広がった更地に言葉もなく立ち尽くす。なんてこともありました。笑