ゲリラゴザ vol.06 ~ サンキューエコロジー

文:やすかわのりこ

「サンキューエコロジー」

花の蜜を吸う、羽の生えた虫のようにいきたいわ。
だけど、朝も昼も夜も、季節だってこえるんだな、わたし。

ペットボトルに詰められた満タンの水、皮肉なコマーシャルを携帯して歩くよ。
水曜日のお昼は、プラスチックのスプーンに命をすくって「いただきます」。

私たちは、チェーンスモーカー。
生産と消費が、笑顔と一緒にじゃらじゃらと音を立てる。
産まれ落ちた瞬間から、ろうそくの火が消えるまで。

矢印をひっくり返せば、裸に戻る。
衣食住は欠かせないから、余計なものをそぎ落として、そぎ落として。

ゴメンネエコロジー
きっとわたし、明日もまた吸っちゃうわ。

執筆者プロフィール

やすかわのりこ(三木市在住・1973年生まれ)
やすかわのりこ(三木市在住・1973年生まれ)
趣味も特技も特になし。そんな私も20代は「歌で飯食う!」って決めてました。ライブ明けの帰り道、都会のネオンを見送りながら、「脱・田舎!」と心に誓い、ソフトな家出から大阪に流れ着きました。音信不通だったためフラリと実家に立ち寄ると、あるはずの自宅はなく、足元に広がった更地に言葉もなく立ち尽くす。なんてこともありました。笑