コラム一覧

ゲリラゴザ vol.10 ~ 黒滝にて

文:やすかわのりこ 負け犬の遠吠えも、ここまでくれば聞こえまい。 誰にも気づかれなかった雨が、流れ込んでいくよ。 ...

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ゲリラゴザvol.9 新しい地元に帰ろう

文:岩田かなみ 地元を離れてもうすぐ7年。 人口減少が叫ばれるこの街は、危機感に追い立てられるように都市開発が進み、私の...

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い草のあおで秘境の地を想いだした話。

文:小倉なおこ 畳表をつくる工程のYouTube LIVE映像を観た。辺り一面にあおあおと茂る井草。それを刈りとり、そしてい草の束をそ...

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どっちがいい? どっちもいい?! 古風なあの人とフリースタイルな彼

文:中村容子 衝撃、、青い顔した畳さん 大阪の実家を出てから、ちょうど20年。 新しく借りた神戸の一軒家にて、再び畳に出会...

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いのちの巡る場所。

たっ、たっ、たっ。実家の真新しい畳の上を、歩き始めたばかりのわたしの息子が小さな足音を響かせる。おぼつかない足取りながら、一部屋を横切るくらい歩けるようになってきた。後ろにある仏壇には夏に初盆を迎える祖母の遺影。出会うことのできなかった2人の存在が同じ空間に満ちている。

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【彼と畳の関係になりたい】第1章:でも、この部屋、畳ないから

 文:岩田かなみ  イラスト:十倉里佳 「でも、この部屋、畳ないから」 畳好きな彼の決まり文句。 去年、事実婚をした彼...

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畳で祈る。

文:松本苑子 畳のことを書かなくちゃ 畳について文を書く。 何かしなきゃ、と思いつつも、なんせお題が畳。これはなかなか難しい。...

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あの風、あの音、あの匂い。

文:小倉なおこ うちの実家は古い。昭和初期に建てられたという実家は、古民家をリノベして〜みたいなシャレたもんではなく、床板は拭いても拭...

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【村上春樹 ノルウェイの森】「ねぇ、ワタナベくん、私とあれやろうよ」「不思議ですね。僕も同じこと考えてたんです」

文:野崎安澄 「畳」×「小説」と言うキーワードを聞いて、真っ先に思い出すシーンがあった。 高校生の時、初めて読んだ村上春...

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【梨木香歩「西の魔女が死んだ」】彼女はどうして、畳で寝起きを。

文:大森ちはる 「西の魔女」とは、主人公の多感な中学生・まいのおばあちゃん。若いころに英語教師として日本に赴任してきたイギリス人で、山...

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