恋すること、お酒に酔うこと
文・画像制作:川本まい 「お前には、お酒を飲むやつの気持ちは分からない」 お酒が飲めない私は、そう言われたことを忘れられず、日...
文:岩田かなみ 画像制作:十倉里佳 「かなちゃん、今もしよかったら・・・」 仕事をしてたらお義母さんが晩酌の一式を持ってきてくれた...
文:大森ちはる お酒が出来杉くんを緩ませる。 2014年に公開された映画「STAND BY ME ドラえもん」の終盤に、こんな一...
文:岩田かなみ 画像制作:福島由衣 夜ご飯の準備もひと段落した夕暮れの薄暗い台所。 「ねぇ、かわいいの買ってきたの」 ...
文と画像制作:古山 裕基 大切なものは、無くした時に、初めて気がつく 「辛さが恋しい」 日本に帰国して1年が経つが、食事のたび...
母方の祖父母の家で生まれ育ち、物心ついたとき、父とは一緒に暮らしていなかった。 時折やってきては、遊びに連れて行ってくれる父。 なぜいないのかとか、寂しいとか、考えるにはまだ幼すぎた。
文:中埜久仁子 うちのお父さんは、大酒飲みだった。過去形なのは、お酒を断ったからだ。 父はお酒を独りで飲む。独りで飲んで独りで酔う。...
炭酸ジュースは苦手なのだが、ビールは飲める。ワインは赤、バーボンやブランデーは飲み方にこだわりがある。ただ、日本酒。と、なると困ってしまう。そのわけは、幼い頃の我が家のお正月にある。