イベントレビュー

大変な時こそ、おいしいものを食べよう ~白鶴御影校~

文:にしごやゆみこ

「もしもの時、家族はどう行動するか?」
地震や災害の備えについて、親子で話す機会になればと、息子と二人で参加しました。
第一部は、神戸市消防局、エム・シーシー食品、白鶴酒造のみなさんのトークセッション。阪神大震災当時、地域の方のために尽力されました。
神戸市消防局の高岡さんからは、119番する際の話し方。最初に言うのは「住所」です!
続いて「災害時の家族の連絡方法」のトークタイム。今回は家族全員での参加も目につきました。いざという時の話をする、いい機会になりました。

「ローリングストックのアレンジレシピの宴」
暖かいスープやカレーに、乾パンを使ったアレンジ(これ、発見でした。家でもやろう)で美味しいお昼ご飯。
私達が座った畳を作った前田畳製作所さんは、「5日で5000枚の約束。(被災地に畳を届ける全国の畳店ネットワーク)」というプロジェクトを立ち上げているんだそうですよ。

「7日間備蓄を実現するための知恵」
食事の後は、わが家のローリングストックリスト作り。7日間備蓄を実現するために、初日と2日目で食べる物、3日目から7日目に必要なものなど、具体的なリストの紹介がありました。

「日常が防災の力を高める」
私達は、もっと日常的に「備え」をしてもいいのかもしれませんね。
家族が好きなもの、日持ちするものを、少し余裕を持って補充したり、定期的にそれを食べながら災害について話す機会を持ち、無事を祝う。
そういう日々の心がけや習慣、たくさんの会話が、いざという時に活きた知恵となり、生き抜くたくましさを育てるのかもしれない、と今日思いました。
エム・シーシー食品さんの「大変な時こそ美味しいものを」という言葉がとても素敵だと感じ、神戸市消防局さんの「いざという時は自分達で火を消し、助け合う心が必要」という言葉も、とても心に残りました。
わが家では、早速、今日教わったビニール袋での炊飯をしてみよう、と話しています。良い機会を、ありがとうございました。


主催:白鶴酒造株式会社
協力:神戸市消防局/エム・シーシー食品株式会社
企画運営:一般社団法人リベルタ学舎

白鶴御影校
めぐみ・めぐる 神戸食卓講座「神戸発・食の本気話(マジバナ)」

神戸の豊かな「めぐみ」を、ふだんの家庭の食卓で、しっかりたっぷり楽しもう!
私たちの「食べる力」を高める、白鶴御影校「めぐみ・めぐる 神戸食卓講座」。
神戸を拠点とする企業の「食」のエキスパートと、白鶴酒造の「日本酒」のエキスパート。
プロフェッショナルたちの知見の協奏に触れて、毎日の食生活をより楽しむ方法を発見するシリーズです。
この日に開催した第4回のご案内ページ: 「新提案! ふだんの食卓で「防災」しちゃおう」

◆レビュー目次
第1回 「舌と脳でマリアージュを味わう」(UCCホールディングス株式会社)
第2回 「脇役 × 脇役=結果は想像以上!」(カネテツデリカフーズ株式会社)
第3回 「お酒ちびちび、フォンデュに唸る」(六甲バター株式会社)
第4回 「大変な時こそ、おいしいものを食べよう」(神戸市消防局/エム・シーシー食品株式会社)