秋の午後、ベランダで昼飲み。畳に座ればさらなり。

写真と文:大森ちはる

近所に1軒だけ、花見だんごが年中店先にならぶ和菓子屋さんがあって。
1本80円。
ちょっと小ぶりなところが、おやつにちょうどいい。
昼下がりにお店の前を通ると、つい手をのばしてしまう。

陽射しを浴びながら、家路につく。
パーカーは羽織りつつ、でもストールを巻くほどでもない。
今年の春にベランダに畳がやってきて、リビングが拡張した我が家。
こんな日は、絶好のベランダ日和だ。
ベランダ日和は、外飲み日和でもある。
そういえば、酒蔵開放のときに買ったお酒で、まだ飲んでいないのがあったな。
おだんご片手に、かるく1杯やりますか。

夫と乾杯、さくっと30分。
畳にごろんと片肘ついて寝転がる。
ちびちびとグラスを傾けながら、流れゆく雲を見上げる。
なんだこの、すがすがしい自堕落感は。

執筆者プロフィール

大森ちはる(神戸市在住・1982年生まれ)
大森ちはる(神戸市在住・1982年生まれ)
夫とひよこ(娘・4歳)と3人暮らし。2017年春、新卒以来10数年勤めたシステムエンジニアの仕事を離れました。機嫌よく気前よく、生きたい・書きたい・働きたい!