酒粕、どう食べる? vol.02

実家の豚汁をアレンジする粕汁。

文:山本しのぶ

いつのまにかなじんでいた実家の味と関西の味
田中里奈(DEMOくらし編集部)・談

いつからこんなにはまったんだろうって考えてたんです。昔から食べてたと思い込んでたくらいなじんでたんですけど、実は福岡の実家では粕汁を食べたことなくて。私、大学2年の時から自炊にはまって大量のスープを作るようになったんです。母の作ってた豚汁も一度に大量に。で、豚汁に飽きたときにアレンジとして酒粕を入れてみたら、「粕汁うまっ」ってなって、作るようになりました。

もともと上昇志向のバリキャリ派だったんですけど、大学で神戸に来て合気道を始めたことがきっかけでがらっと変わって、「ちゃんと立ち止まって考えてみよう」とか「どうにかなるよ」みたいな感じになったんです。酒粕って使い方次第で広がるから、次はなにに入れてみようとかどうやって使おうかとか、いろいろ考えてるのが好き。そういう懐の深さが私の中で関西文化とつながってるかも。

(田中里奈:福岡県出身/神戸市在住/20代/IT会社勤務/DEMOくらし編集部)

【豚汁をアレンジする粕汁】

●材料
:豚こま肉、たまねぎ、にんじん、こんにゃく、ごぼう、さつまいも、しいたけ、白みそ(あるいは合わせみそ)、柚子胡椒、ごま油、酒粕。

●作り方:豚汁をつくる。2日目以降に酒粕を加えて粕汁にアレンジする。器によそった後に柚子胡椒を少量とごま油をひとたらしするのが実家風。

●酒粕の購入場所:スーパーで購入。これまではとくにメーカーを決めていなかったけど、こないだ買った八海山の酒粕がおいしくてリピートしている。

執筆者プロフィール

山本しのぶ(神戸市在住・1982年生まれ)
山本しのぶ(神戸市在住・1982年生まれ)
夫・息子と三人暮らし。作業療法士の資格を持ち、その人らしい暮らしや生き方をサポートをしていきたいと考えている。普段はのんびりしているが、気になることにはどんどん突っ込んでいく。食べることや手仕事をすること、旅行に行くことが好き。