文:オオシマカナ 画像制作:十倉里佳
私は料理酒というものを料理に使ったことがなく、同じお酒なのになんで分けるのかわからず、
「一緒でええやん。」と思って飲む用のお酒を使っていた。
「料理に使うお酒は飲んで美味しいお酒がいいに決まっている。」
そう思い、飲む用と料理用はわけていなかった。
そんな私が料理酒を試してみることになった。
普通のお酒と何がそんなに違うのか。
コクと旨みたっぷり・・・と書いてある。
へぇ、さぞ美味しいのだろう。っとペロリと味見。
「・・・」
よくわからなかったので、もうひと口
「・・・おもてたんとちがうー!」
コクと旨みたっぷりて書いてあるので、
もっと、濃ゆーい味を想像していた。
それどころかサラッとしている。
これが料理酒というものか?
早速、料理につかってみた。
「鮭と野菜たっぷりのちゃんちゃん焼き」
味噌とお酒を入れてフタをして蒸し煮。仕上げに醤油をたらり。
ちょっと甘い方がごはんがすすむので砂糖とかみりんとか入れるけど、この時はいれなくてもおいしかった。 お酒と味噌とちょっと醤油で野菜の甘みを引き出し、おいしくなっているように思う。
ごはんおかわり!いっぱい食べました。
裏をみたら
コハク酸が 2 倍以上 コハク酸が生臭みを消す
て書いてある。
コハク酸?優れものやな。何もの?
「コハク酸は、貝類のうま味成分の酸としてよく知られている有機酸 で、貝類を初めとする 動植物に広く存在しているもので・〇▲×% □・・・ 」
要するに美味しさの素ってことか!それが 2 倍入っているのだから料理もおいしくなるわな。
個人的にはちょっと使いがおススメでした。
☆ちょっと味が物足りない時のちょい足し
☆ごはんの温めなおしに一振り
☆酒蒸しもちょっとの量でシンプルにおいしい
使う量は少しでいいし、簡単に味付けが決まるのでストレスフリー♪
料理酒、いいやん!
そう思うとともに、これまで私はどうして料理酒を使わなかったのだろう?とふと考えてみた。
私はいわゆるナチュラル思考である。
あえて言うことではないが、私がなぜ料理酒と飲むお酒を区別しないのかということを掘り下げていくと、そこに触れずにはいられない。
私は常々買い物をするときは食品や洗剤は原材料表示を見て、原材料がなるべくケミカルなものがない、シンプルなものを選ぶ。
そういう考え方なので、多くの料理酒は原材料表示をみても、醸造アルコールや糖類、酸味料が入っているものが多く、 自分の選択肢から外していたのだった。
でも醸造アルコールについては
https://demokurashi.net/nihonsyu/article/20171113/3/
この記事に記載の通り、決して悪者ではないということ。
日本の食品表示法のトリックでよいイメージを持てなかっただけだと反省。
私のそういう思い込み、他にもあるのかもしれないな。
有機酸が生臭みを消して風味よく。料理をおいしくするために、コクと旨みたっぷりに仕上げました。食塩ゼロ(※)のため料理に余分な塩味がつかず、魚料理や肉料理など、さまざまな料理に使えます。
※栄養表示基準に基づき、ナトリウム5mg(100mlあたり)未満を食塩0(ゼロ)と表示しています。
(白鶴酒造HPより)
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